インプラントに失敗しないために

インプラントでよくある失敗は、インプラント歯周炎、顎骨炎、下歯槽神経麻痺、上顎洞炎などがあります。インプラント歯周炎は、歯周病と同様の状態となって、周囲の骨吸収が起こります。顎骨炎は、虫歯が進行して、歯根の周囲まで炎症が及んで、それが顎骨に広がる感染症で、赤く腫れて痛みを伴う症状になります。下歯槽神経麻痺は、舌や唇の周囲の皮膚や舌の感覚に障害が起こります。

上顎洞炎は、上顎洞という空洞に炎症を起こして、上顎洞鼻の穴と繋がっているため、鼻の粘膜に炎症を起こしてしまうことがあります。こういった失敗を起こさないためには、まずきちんとした設備や実績があって、信頼することができる歯科医院で受けることです。そのためには、口腔外科を専門に学んでいることと、実績や症例数が多いところで受けること、しっかりと詳細に検査できるCTなど、設備が充実していること、安心することができる院内の衛生管理を徹底しているところ、使用しているメーカーにこだわりがあり、万が一再手術などを行うときに部品をしっかりと用意することができるところ、術後に保証制度があること、料金体制が明確であることなどの条件がクリアされているところを選ぶと失敗も少なくなります。インプラントは技術を要するために、高度な技術と実績、それと、しっかりとした設備が必要となります。

それらをしっかりと調べて望むことで、より安全に治療を受けることができるので、しっかりと調べることがお勧めです。

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